今日は整形外科。
待合室ですわってるとガラス戸越しに送迎の様子が見えます。
家族の送迎もあればタクシー、介護タクシーを利用する人も多い。
今日も近鉄タクシーが迎えに来て客を乗せて走り去ったと思ったら介護タクシーが到着。
小柄な高齢女性が降りて運転手が入り口まで送ってきた。
介護タクシーは客が病院に入るのを見届けることになってるんでしょうね。
病院の自動ドアが開くと運転手が「じゃ、私はこれで」と言って一礼、タクシーに戻って行った。
そのとき女性が「あ~」と声をあげてタクシーに向かって歩き出した
車に忘れ物でもしたのかと思って見ていたら女性はタクシーを通り越して歩いて行く。
車に乗ろうとしていた運転手が声をかけたようで女性が振り向いて何か答えた。
バス通りを超えた方角を指差している。
運転手がうなずいて女性といっしょにバス通りを渡って歩いて行った。
解説。
女性が病院をまちがったんですね。
このあたりは病院が多い。
バス通りの向こうに内科病院があるんです。
今日はそっちだった。
病院通いも数が増えるとややこしい。
お迎えもややこしいですよ。
以前この整形外科で高齢女性が混乱してた。
この女性は息子と娘に送迎してもらってる。
帰るとき受付で息子か娘に電話してもらうんです。
高齢女性が受付で「電話お願いします」と言ったら「今日はどっちですか?息子さん?娘さん?」と聞かれて「どっちやったかなあ~・・・」と考え込んでしまった。
送迎はややこしい。
というより高齢がややこしいのか。