若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

一周年

去年の1月14日から書きはじめたので、ちょうど一年になる。

一周年を祝って、大勢の方から、「よく続きましたね」「大変でしたね」「これからもがんばってください」というお便りをたくさんいただくかと思ったら全然来ない。

その点、妹の友達のAさんはえらい。
妹は学生時代、AさんBさんと仲良し三人組であった。
そのAさんは、卒業以来三十年以上たつというのに、未だに妹やBさんの誕生日と結婚記念日には、カードとプレゼントを贈ってくれるそうだ。

それだけでもすごい話だが、なんと、妹もBさんも三十年間もらいっぱなしの知らん顔というのだ!
我が妹ながら感心する。
(Aさんは、「枯草鹿之助」の最後の「御前献血」の方です)

昨日書いた「マーチン」は、アコースティックギターでは最も有名なメーカーである。
ギタリストのあこがれである。
最近、ウクレレファンの方のホームページで、マーチンがウクレレを作っていることを知って驚いた。

あのマーチンがウクレレみたいなずっこけた楽器を作っているのか。

私にとって、ウクレレ牧伸二である。
四十数年前、牧伸二が「ウクレレ漫談」でさっそうと登場した。
そのとき初めてウクレレを知ったのだ。

「あ〜いやんなっちゃった」と白目をむいて歌った。
私はこのふざけた芸人が好きだった。

「コレ、ウクレレって言うんです。
安いんですよ。楽器屋で八百円くらいで売ってます。
ま、私はプロですから、そんなわけには行きません。
コレは、九百三十円です」

だから私にとってウクレレというのは、ふざけたことを言いながら、チャンチャンと弾く八百円くらいの楽器というイメージであった。

牧伸二がテレビに出なくなると、私にとってウクレレという楽器はなくなったも同然だった。

数年前、ハワイアンファンのKさんと知り合った。
牧伸二の次にウクレレを持って私の前に現れたのがKさんだったというのが、ウクレレにとって非常に不幸なことであった。
ウクレレがずっこけた楽器というイメージが強化されたのである。
(Kさんについては、去年の3月13日の記事をご参照ください)

エレキギターを習い始めた頃、取引先の人にヤマハに行っているといったら、どんな楽器を習ってるのかと聞く。
あててみて、と言ったら
「う〜ん、尺八!」
「ちがう」
「三味線!」

私は、チントンシャンというイメージらしい。