「時の人」はいつでもいます。
今は「佐川さん」かな。
国税庁の長官をやめた人です。
あれ?
いま、国税庁長官っていないんですかね。
後任が誰か、話題にならんなあ。
佐川さんは、財務省理財局長から国税庁長官になった。
理財局長時代、国会答弁で木で鼻をくくったような答弁を繰り返すのを見て、あきれたり感心したりした人は多いと思います。
政権の飼い犬というか番犬というか、そんな風な目で見られてたと思います。
その佐川さんが、一転、政権の捨て犬という感じになっちゃった。
私の周囲では、同情する人が多いです。
嫌われ者、憎まれ者から、一転、悲劇の主人公、哀れな犠牲者に出世したというかバージョンアップしたというか落ちぶれたというかなり下がったというか、激しい変化です。
佐川さんにとって、番犬として憎まれても痛くもかゆくもなかったように、犠牲者として同情されても何の足しにもならない。
再び国会でさらし者になる。
前は、さらし者になっても見返りが期待できたけど、今度はなんにもない。
がんばってほしいもんです。
がんばれと言われても困るでしょうが。
いろんながんばりかたがあると思います。
理財局長になるまでも、いろんながんばり方で乗り切ってきたと思います。
ただふらふらと財務省の局長になれるわけではない。
がんばれ!
いや、落ち込んでる人に「がんばれ!」と言わない方がいいらしいですね。
訂正。
佐川さん、がんばるな!
脱力で行け!