朝7時半ごろ2階の窓から外を見てたら、おお!あきらくんが学校へ行くところだった。
いつもいっしょの友達と楽しそうに話しながらのんびり歩いていく後ろ姿に向かってちぎれんばかりに手を振った。
「振り向いてくれ!」と言う私の願いが天に通じたかあきらくんが振り向いた。
振り向いただけではだめだ!
「気づいてくれ!」となお一層無茶苦茶に手を振ったら私の願いが天に通じてあきらくんも手を振ってくれた。
友達をつついてくれたので友達も振り向いて手を振ってくれた。
うれしくなって手で輪を作ったりウサギの耳みたいにしたりいそがしかった。
朝からハッピーであった。