2006-01-01から1年間の記事一覧
『鉛筆で書く奥の細道』なぜ書くのか。ボケ防止かな。読むだけより『奥の細道』がよくわかると思うが、書く気はしない。『声に出して読みたい日本語』もボケ防止かな。中学一年の時英語の先生が、「読書百遍意おのずから通ず」という言葉を教えてくれた。わ…
80万部突破!すばらしい。アイデアの勝利である。私が出版社の幹部なら、「あほか!そんなもん、売れるわけないやろが!」でおしまい。あるレコード会社の社長が、長年やってても何が売れるかまったくわからないと言ってましたが、それが商売の面白さなんで…
9月3日の発表会をひかえ、昨日最後のチェック。教室に行くと、受付の青年が大声で呼んだ。「若草さん!」「はい」「3日の発表会ですけどね、えらいことですワ。電話があったんですよ!」「え?」「女の人から電話があったんです!『若草さんの出番は何時ごろ…
「ラテン語文法入門」という感じの本である。別に入門したくて買ったわけではなくて、著者にひかれて買ったのである。新聞でこの本の広告を見て、著者逸身喜一郎と書いてあったので、あれれと思った。中学、高校と逸身喜一郎という人がいたのだ。非常に頭の…
昨日家に帰ると、小さなカンガルーのぬいぐるみがあった。甥のたけし君のオーストラリア土産だ。高校一年生でオーストラリアにホームステイとは結構な時代である。出発前、お餞別を渡したらお礼の電話がかかった。その時私が、お土産にカンガルーがほしいと…
今度の発表会でベンチャーズの曲をやるのでギターを買った。フェンダー社の「ストラトキャスター」というギターで、これが軽い。愛用のギブソン・レスポールに比べて半分くらいに感じる。まあ、半分ということはないだろうが、とにかくうんと軽い。どれくら…
駅で。「あと出しずる〜い!」という声。女子中学生運動部員のグループがじゃんけんをしていたようだ。あと出しではない、ずれただけだと懸命に弁解している。楽しそうにもめていた。じゃんけんの「あと出し」は、古典的典型的卑劣な犯罪行為である。しかし…
奈良交通がバスの不採算8路線を廃止する。この8路線で、年間8500万円の赤字というからしかたがない。しかたがないが利用者は大変だ。大変だが一日40人ほどの客の路線もあるからしかたがない。しかたがないが(以下略)客の少ないバスというと、娘たちが幼稚…
朝の駅で。女子高生二人。一人は背番号8のユニフォームでソフトボール部員とわかる。真っ黒けである。好感を持つ。「真っ黒け女学生をはげます会」を設立したい。もう一人がナゾだ。まったく同じ大きなバッグを持っているからソフトボールクラブだと思うが…
「野球留学」論議が相変わらず盛んだが、今朝の朝日新聞には、駒大苫小牧のレギュラーのうち「道外中学の出身者は二人だけ」と書いてあった。「道外出身者は二人だけ」と書いてないのは、中学段階での「留学」が多いからではないかと邪推する。出身地を放送…
昨日は高校野球で疲れてしまった。家で寝転がってテレビを見ていても、あれだけ点が入らない熱戦は疲れる。互いに譲らず投げきった両投手に劣らず疲れました。さて引き分け再試合、どちらを応援しようかと迷う。監督がインタビューで、「ウチの子供たちが」…
昨日テレビで討論会をしていた。家庭内暴力、親殺し、子殺し、靖国問題、中国、韓国、北朝鮮との関係まで、今日の日本が抱える大きな問題を総合的に取り上げていた。民放では珍しい硬派の番組だ。出席者は、武部自民党幹事長、細木数子氏、武田鉄也氏、加藤…
高校野球の監督は選手を「こどもたち」と呼ぶ。「こども」で金もうけをしようとしている人たちは「こども」を「キッズ」と呼ぶ。朝日新聞書籍広告欄に、「キッズ」を持ってる親向けの雑誌が二つ並んでた。『スポーツキッズα』『日経キッズ+』「キッズ」の後…
天気予報の「降水確率」という言葉が気に入らない。雨以外の、雪、みぞれ、あられ、ひょうなども入ってますよということなのだろうが、「水」という字が気に入らん。「降雨確率」のほうが納得できる。「降雨確率80%」で雨が降らず、雪、みぞれ、あられ、ひ…
昨日テレビで高校野球を見ていた。勝利監督インタビューで、監督が何度も「こどもたちが」という。なんだか変な気がした。「生徒たち」とか「選手たち」といえばいいではないか。と思っていたら、朝刊で別のチームの監督がやはり「こどもたち」といっている…
若草鹿之助商店面白くなさそうな本を読む事業部営業報告。著者紹介に、「アッシリア学の世界的権威として知られている」と書いてある。知りませんでした。失礼しました。この本を開いてまず驚くのは、奈良市立図書館のゴム印である。図書館の本には小さな黒…
きのう、私たち夫婦の仲人であるYさんの新居を訪問。80歳を過ぎ、ご主人は目、奥さんは足が悪くなったのを機会に、老人ホームへ移られたのである。ホテルのような施設と行き届いたサービス内容はすばらしいが、うらやましくて私たちもすぐ入りたいという気…
朝、家を出るといつも電線を見上げる。鳥がよくとまっている。鳥がとまっているとうれしい。鳥が電線にとまってるのは好きだ。木にとまってるよりいい。細い電線にとまってると、いかにも「とまってます!」という感じがする。「鳥がいる!」と強く思う。電…
小学6年生の時だったか、先生が、「大阪にはヘンな地名が多い」と言われた。「『放出』と書いて、『はなてん』と読むなんて。誰が読んでも『ほうしゅつ』でしょう」私は、先生がヘンだと思った。「放出」は「はなてん」だ。なにがおかしい?それ以外にどう読…
朝の電車。いつものようにドアのところで立って本を読んでいた。いくつめかの駅でとまった時ふと目を上げると、若い女性が二人乗ってきた。あれ?なんかヘンだ。何がヘンなのかすぐにはわからなかった。二人の顔がそっくりだったのである。背格好も同じだ。…
近鉄特急で京都へ。家族連れがいる。子供たちが楽しそうだ。子供時代というのは、家族旅行の電車に乗っているようなものだな。どこか知らないが、いいところに行くのだ。何か楽しいことが待っている。と思っていたら、あれ、いつのまにか通勤電車に乗ってい…
昨日は高校の学年同窓会。10年ぶりだが、皆あまり変わってない。10年前、変わり果てた姿に驚いたが、50歳から60歳はあまり変化がない。何人か死んだくらいだ。死ぬのが一番激しい変化だとも言えるが、本人が目の前にいないので実感できない。まず、亡くなっ…
NHKテレビ「まちかど情報室」軽自動車を改造したキャンピングカーが人気だそうだ。キッチンつきでベッドが三つという、見ているだけで息苦しくなるようなのもあった。アウトドア派でなく、旅行好きでも車好きでもない私にはまったく無縁のものだ。十数年前、…
朝、駅の階段を下りていると、怒鳴り声が聞こえる。選挙だなと思う。若い男が、三人、口々にわめいているので何を言っているのかわからない。のぼりを見て驚いた。共産党だ。この駅で共産党のビラを配っているのはいつも高齢者である。共産党は中高年の党に…
やたら疑問を抱くのは考えものだ。中学の英語で「関係代名詞」が出てきた時、疑問を抱いてしまった。「関係代名詞とは何か?」と考えるうち、英語がわからなくなってきたので、あわてて考えるのをやめて立ち直ることができた。朝、バス停の前の公園で70代く…
まだ高校生が電車に乗って学校に通っている。いいかげんにしてほしい。7月20日過ぎから徐々に減ってはいるが、今朝も何人か見かけた。学校が休みになって電車が空くのを待っている人は多いと思う。高校生はいっせいに姿を消してほしい。早く姿をみせなくなる…
先日亡くなった伯父が書き残したものがあったら見せてほしいと、従兄弟に頼んであった。残念ながらなかった。伯父は、何十年間にわたって受け取った年賀状や、出席した結婚披露宴の料理のメニュー、ありとあらゆる領収証などを、何十箱の段ボールケースにき…
朝、家を出ると道路に雀がいた。ぱっと飛び立ったので、驚いて逃げたのだろうと思ったら、植え込みの中に入っていった。植え込みに隠れたのだと思ったら、また飛んで出てきた。飛び方がおかしい。上がっていかず下がってくる。けがでもしているのか。ふらふ…
言わなくてもいいけど暑い。暑い夏というと、長女が生まれた夏だ。赤ん坊にクーラーは悪い!と思い込んでいた私たちは、その夏クーラーを使わなかった。翌年、冷やしすぎなければ害はないと書いてあるのを見つけて、一も二もなく信じ込んですぐクーラーを使…
先週、庭でセミが一匹死んでいた。おお、もうセミの季節か、どんどん出てくるなと思ったが、全然出てこない。あのセミは大変なフライングを犯したようだ。陸上競技ならやり直し。神様がいるなら、「あちゃー!」と土の中に戻すと思うが、戻さないところを見…